A5ランクの牛肉とは？牛肉の等級についてわかりやすく解説！

こんにちは、和洋焼肉大伍です。
美味しい牛肉といえば「A5 ランク」という言葉をよく耳にするかと思います。
A5ランクと言われればなんとなく美味しいお肉を想像するかと思いますが、「A5ランク」ってどういう意味かご存知でしょうか。

今回は「A5」のような牛肉の等級（ランク）についてわかりやすく解説します。
この記事を読めば牛肉をもっと楽しんで味わえるようになること間違いなしです。

ぜひ最後までお付き合い下さい。

牛肉の等級には２つの基準がある

牛肉を選ぶ際によく目にする「等級」という言葉ですが、これには「歩留等級」と「肉質等級」という二つの異なる基準から決定されます。

歩留等級とは

歩留等級とは、牛肉の量の多さを示す指標です。

具体的には、牛一頭からどれだけ多くの肉が得られるかを数値で表したもので、等級が高いほど多くの食べられる肉が得られることを意味します。

歩留等級はアルファベットのA～Cで表され、肉を得られる割合が多く評価が高いものがAランクとされます。

この等級は、肉の品質ではなく量に焦点を当てているので、
Aランクだから美味しい牛肉というわけではないということですね。

牛肉を生産する農家さんにとっては効率的な肉の生産を目指す上で重要な指標となりますが、お肉を食べる消費者にとってはあまり関係のない等級といえます。

肉質等級とは

肉質等級とは、牛肉の品質を示す指標です。

この等級は、（1）脂肪交雑（サシ）（2）肉の色沢（3）肉の締まり及びきめ（4）脂肪の色沢と質、この4項目の中で最も低い等級が肉質等級として判定されます。

肉質等級は数字の1〜5で表され、5が最高品質を示します。

たとえば、脂肪交雑、肉の色沢、肉の締まり及びきめのすべてが「5」でも、脂肪の色沢と質が「3」となったら、この牛肉の肉質等級は「3」となります。

A5ランク牛肉の特徴

それではA5ランクの牛肉にはどのような特徴があるのでしょうか。

霜降り（サシ）

霜降りは、肉の中に細かく分布した脂肪のことで、肉の旨味と柔らかさを左右します。

美味しい牛肉は、この霜降りが非常に細かく均一に分布しており、口に入れた瞬間に溶けるような食感と深い味わいが特徴です。

脂肪が大きな塊で存在する場合は、肉の質が一定ではない可能性があるため、霜降りの多さだけではなく均一性に注目してみてください。

色合い

上質な牛肉は鮮やかな赤色をしています。
脂肪の色もチェックポイントで、白からクリーム色が理想的です。

注意すべきお肉は肉の色が暗い、または茶色がかっているものや脂肪が黄色っぽいものは、肉の新鮮さが落ちているか保存状態が良くないものが多いので注意して見てみてください。

A5ランクの牛肉は鮮やかな赤色に白い脂肪の霜降りが映え、見た目にも美しいです。

肉の締りと質感

美味しい牛肉のもう一つの特徴は、その締りと弾力です。

肉の締りが良いとは、肉の繊維がしっかりとしていて、噛み応えがあることを意味します。

弾力は、肉が持つ自然な柔らかさと、噛むとジューシーさが広がる感覚を指します。
美味しい牛肉は、これら二つのバランスが絶妙で、噛むほどに味わい深く満足感のある食感を楽しむことができます。

この独特の食感は美味しい牛肉でしか味わえない魅力の一つです。

A5ランク牛肉のおすすめ部位

A5ランクの牛肉は評価基準的にサシが多いのが特徴ですが、
特におすすめの部位は霜降りが豊富で、肉の旨味が凝縮されているリブロース、サーロイン、ヒレなどです。

リブロース

リブロースは牛肉の中でも特に人気のある部位で、背中側の肋骨に近い部分に位置します。

この部位の最大の特徴は、適度な霜降りがあり肉質が柔らかくジューシーであるため、焼肉やステーキに適しています。

リブロースの脂肪は細かく均等に分布しており、焼くと脂が溶け出して独特の風味と豊かな旨みを生み出します。

サーロイン

サーロインは牛の背中側、リブとヒレの間に位置する部位で、特にステーキ用として人気が高い部位です。

サーロインの霜降りは、肉の旨味を増すと同時に、焼いた際にとろけるような食感が魅力です。

美しい霜降りが特徴で、柔らかくてジューシーな食感から肉料理の中でも特に贅沢な選択野一つとされることが多いです。

ヒレ

ヒレは比較的脂肪が少なく、柔らかくて上品な味わいが特徴であり、肉本来の味を堪能したい方におすすめです。

牛の中でも最も柔らかい部位として知られ、その希少性から高級肉の代名詞ともされます。

この部位は運動量が少ないため、筋繊維が細かく、ほとんど脂肪がないにも関わらず、驚くほどの柔らかいのが特徴です。

ヒレ肉の味わいは淡白で、肉本来の風味を楽しむことができるため、高級ステーキやフィレ肉料理に最適です。
繊細で滑らかな食感はまるで口の中で溶けるようであり、シンプルな調理法でもその品質の高さを十分に味わうことができます。

ヒレ肉は、その上質な食感と味わいで、特別な日の料理や肉の美味しさを存分に味わいたいときに選ばれる部位です。

お好みの部位をみつけることでよりお肉を楽しめるようになりますよ。

A5ランク牛肉はなぜ高級？

A5ランク牛肉が効果である理由としては、その生産にかかる手間と品質の高さにあります。

A5ランクに分類される牛肉は、特定の飼育方法、餌の質、そして厳しい品質管理基準をクリアしたもののみです。
これらをクリアしていることで霜降りが細かく均一で、肉質が柔らかく、風味豊かな牛肉となります。

そのため高品質な牛肉を生産するには、長い時間とコストがかかるため、その価格も自然と高くなります。
また、A5ランク牛肉は希少価値も高く、市場に出回る量が限られていることも、価格が高騰する一因です。

A5ランク以外の牛肉は美味しくない？

これまで説明したように等級のアルファベットは肉の品質ではなく量に焦点を当てているもので、数字はいくつかの項目がありますが主にサシで決まっています。

「A5ランク」とは、「一頭から取れる食肉の量が多く、サシが多く均一に入っている牛肉」ということです。

霜降り肉が好みの人にとっては美味しいと感じられますが、脂身が苦手な方にとってはそうではないこともあるため、必ずしもA5ランクのお肉を美味しいと感じるかは好みによって分かれます。

そのため、A3ランクやC5ランクのお肉が美味しくないのかというと、もちろんそうではありません。

牛肉の等級は「味」の基準ではないということを知っておくと、お店を選ぶ際の選択肢も広がります。

美味しい牛肉はどこで食べられるの？

高級なお肉をリーズナブルに食べられる焼肉屋がコンセプトの大阪北新地にある「和洋焼肉大伍」では、独自の仕入れルートを駆使することで、通常のお店では中々食べることのできない希少部位や高級部位をリーズナブルにご提供しております。

●メニュー例
黒タン・・・2,950円
特上サガリ・・・2,600円
イチボ・・・1,700円
ランプ・・・1,700円
上ミノ薄切り・・・850円
など

その他にも、他店とは一風変わった一品料理もおすすめです。
大伍では和洋中それぞれの経験を持った料理人を採用して、美味しいお肉を使用したアラカルト料理の提供を行っております。

●メニュー例
イカキムチチヂミ・・・750円
黒タンの赤ワイン煮込み・・・750円
ホルモンのブルゴーニュ炒め・・・550円
ハツとエリンギのアヒージョ・・・650円
など

焼肉屋ならではの上質なお肉を使ったアラカルトはぜひ一度ご賞味いただきたいものばかりです。

通常のお食事はもちろん、女子会や送別会、デートなど様々なシーンや宴会にもご対応しております。
新鮮なホルモンメニューも多数ご用意し、心よりお待ちしております。
焼肉店以上の満足感をぜひご堪能ください。

焼肉大伍
〒530-0002/大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-28谷安レジーナビル7F
電話番号：06-6342-8229
ご予約は下記食べログよりお願い致します。